
今回はフォトジェニックな背景画像の作り方について解説させていただきたいと思います。
加工した画像に自分のブログやSNSの名前を追加していただき
Webの背景画像として使って頂いてもいいですし、
背景画像ではなく、instagramにアップするなど
様々な使い道があると思います。
今回、使うツールはAdobeのPhotoshopになります。
たくさんの機能が登場しますが
機能を知ってしまえば使うのは簡単です!
初心者の方でも簡単に画像を加工できるように説明していきたいと思っておりますので、ぜひ最後までご覧になっていただければと思います。
目次
画像を取り込む
Shutterstockから画像をダウンロードし今回の記事に利用させて頂いております。
写真は自分で撮影したものでも構いません。

太陽の光を広げる
スポイトルールで画像の中にあるオレンジ色をピックアップします。
この時「カラー」ウィンドウで
S値を高めに設定し、B値を最大に設定しておきます。

次に新規レイヤーを作成。
先ほど、ピックアップした色である程度、塗りつぶす。

レイヤーの描画方法を変更。
①レイヤーの右側の空白をダブルクリックする
→レイヤースタイル ウィンドウが表示される
②「レイヤーの描画」を「オーバーレイ」に変更する。
③「下になっているレイヤー」部分を
明るい箇所のみに反映されるように調整する。
この機能の詳細については下記、記事をご参考ください。
記事後半で解説させて頂きました。
Photoshop レイヤースタイルの使い方

レイヤーマスクでレイヤーの範囲を調整する。
①マスクの追加
②レイヤー右隣のマスクのアイコンを選択
③ブラシツールで色を反映させてくない箇所を黒で塗りつぶす

暗い部分にも光を足す
①新規レイヤーを作成
②最初のオレンジの色より少し明るめの黄色に設定する
③画像下側の暗い箇所を塗りつぶす。

レイヤーの描画方法を変更。
①レイヤーの右側の空白をダブルクリックする
→レイヤースタイル ウィンドウが表示される
②「レイヤーの描画」を「オーバーレイ」に変更する。
③「下になっているレイヤー」部分を
暗いところのみに反映されるようにする。

空と水の色を調整する
よりフォトジェニックな印象にするために
画像上下部分を暗くします。
①新規レイヤーの作成
②空の色より少し暗めのブルーで塗りつぶす

レイヤースタイルの変更
①「描画」をソフトライトに変更
②レイヤーの透明度を50%程度に変更

全体の色味、コントラストの調整
最後の仕上げの段階です。
レイヤーパネルから「トーンカーブ」を追加します。

トーンカーブが追加されたら
下画像のような曲線にすることで
画像全体に違和感のない色味、コントラストになります。

レイヤーパネルから「カラールックアップ」を追加します

「3DLUTを読み込み」の中から「Late Sunset_3DL」を選択します。
その後、レイヤーの透明度を30%に変更

完成画像

データのダウンロードはこちらから→191002.psd

いかがだったでしょうか?
機能を知ってしまえば加工はとても簡単です。
簡単にフォトジェニックな画像加工ができてしまいます。
Photoshopはプロ向けのツールになるので
知らない機能がたくさんあります。
私でも使っているツールは全体のごく一部だと感じています。
ですが、自分がツールを習得する意味でもありますが
今後もこういったPhotoshopの便利な機能を公開していければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。