
クリエーターPCを購入すると
最低でも10万円超えでスペックによっては数十万円以上かかります。
これからクリエイティブな業界を目指そうとしている方または学生さんはかなりの負担になりますよね。
ですが、クリエイティブなアウトプットをするのには
ある程度のPCのスペックは必要です。
そこで今回は高スペックでも格安で作ることができる
クリエーター用 自作PCの紹介します。
予算はPCパーツのみで12万円です。
今回ご紹介するのは私が現在使っている自作デスクトップPCです。
目次
どんな作業ができるか?
これからあげるソフトウェアは基本的にはサクサク動きましたが
実際はデータ量によっては重くてフリーズする場合があります。
その場合にはグラフックボードやCPU、メモリのスペックを見直す必要がありますが
PC1台目の購入を検討されている方は
後ほどご紹介するPCパーツのスペックでご購入いただいても大丈夫だと思います。
3DCG モデリングやレンダリング (3dsmax)

3DCGソフトを使ったモデリングやレンダリングの動作がサクサクです。
500MB以内のデータであればPCがフリーズしなかったです。
後ほどパーツ紹介しますが
レンダリングはグラフックボード(quadroM4000)を積んでいるので
待ち時間が15分程度でほとんどありませんでした。
※レンダリング画像は3000px ×2000px
光源数は太陽光のみ
データ量は100MB
画像加工 (Photoshop, illustrator, Lightroom)

一眼レフなどで撮影した写真や3DCGソフトでレンダリングした画像の加工。
こちらもPC動作がサクサクで今のところ不満はありません。
具体的な例を上げるとPhotoshopで3000px × 2000pxの画像に
300レイヤー作成しても動作が遅くなることはありませんでした。
CAD (Autocad, Vectorworks)

あまり馴染みがないと思いますが
建築CADソフトもサクサク動きました。
参考までに
その他の作業

ここからは今のPCで作業したことがありませんが
今回ご紹介する自作PCでもできるであろう動作を下記に書いておきます。
今までPCを使っている感じだと問題なく動作するはずです。
(後日作業したらどのくらいまで動作できたか追記しておきます。)
- 動画編集 (Premiere)
- 動画加工 (After effects)
購入したPCパーツ
OSまで含めて約15万円で購入しました。
PC販売メーカーのスペックと比較していただけると
下記のスペックがどれだけ格安なのかがお分かり頂けると思います。
後日、PC販売メーカーの記事をアップします。
CPU | AMD RYZEN 7 2700 |
マザーボード | MSI B450 GAMING PLUS ATX |
メモリ | G.KILL F4-3200C16D-16GSXKB |
グラフィックボード | NVIDIA Quadro M4000 |
電源 | 玄人志向 STANDARDシリーズ 80 PLUS Silver 750W ATX |
SSD | Crucial SSD 500GB |
HDD | ST4000DM004 [4TB SATA600 5400] |
PCケース | Fulmo.Q ECA3360B-BT(U3) [Black] |
OS | Windows10 |
マウス | M-LS14UL |
キーボード | TK-FCM090SBK [ブラック] |
CPU:AMD RYZEN 7 2700

2019年10月末時点で約2万円で購入できます。
同レベルのIntel製のCPUと比較すると2万円程度の安くなってます。
PCの価格を抑えたい場合はAMD一択です!
- AMD RYZENシリーズ CPU
- LED FAN搭載
- CPUコア数:8
- 最大ブースト・クロック:4.1GHz
- 基本クロック:3.2GHz

AMD CPU Ryzen 7 2700 with Wraith Spire (LED) cooler YD2700BBAFBOX
マザーボード:MSI B450 GAMING PLUS ATX




- MB4821 日本正規代理店品 保証1年
- 【チップセット/ソケット】AMD B450 / AM4
- 【CPU】AMD第3・2世代Ryzenプロセッサ
- 【フォームファクター】ATX
- 【対応メモリ】DDR4 DIMM×4(最大64GB)/DDR4-4133(OC)対応
- 【拡張スロット】 PCI Express 3.0(x16)x1/PCI Express 2.0(x4)x1(形状はx16)/PCI Express 2.0(x1)x4
- 【ストレージ】SATA 6.0Gbps x6 / M.2 32Gbps x1
- 【インターフェース】USB 3.2 Gen/USB 2.0 Gen/PS/HD Audio/Gigabit LAN
Wifi機能がついてないので要注意です。
Wifiが必要な方は外付けのWifiアダプタを購入するか
マザーボードにWifi機能がついているものを選ぶようにしてください。
↓Wifiなし

MSI B450 GAMING PLUS MAX ATX マザーボード MB4821
↓Wifiあり

MSI MPG X570 GAMING EDGE WI-FI ATX マザーボード [AMD X570チップセット搭載] MB4781
メモリ:G.KILL F4-3200C16D-16GSXKB

- 速度: PC4-25600/ DDR4 3200 Mhz
- 容量: 16GB (8GBx2)
- CAS Latency: 16-18-18-38

G.Skill SniperX F4-3200C16D-16GSXKB (DDR4-3200 8GB×2)
グラフィックボード:NVIDIA Quadro M4000

- VD5826 日本正規代理店品 保証期間3年
- グラフィックスプロセッサ NVIDIA Quadro M4000 / 1664 コア
- メモリ 8GB GDDR5、メモリバス幅256bit、メモリ帯域 192GB/sec
- ・ DualLink DVI-I×1
- ・ DisplayPort(DP1.2 対応)×4
- ・ 3pin ステレオシャッター用コネクタ×1(付属ステレオブラケット使用時)
- ・ PCIe 12V 6 ピン補助電源コネクタ×1
他にGeforceやRadeonなどのグラフィックボードがありますが
グラフィック系のソフトにはQuadroがオススメです。
GeforceやRadeonでも動作できますが
圧倒的にQuadroの方が動作が安定します。
下記アマゾンでの購入リンクですが
新品で約9万円程度の価格になっています。

ELSA NVIDIA Quadro M4000搭載 プロフェッショナルグラフィックスボード メモリ8GB EQM4000-8GER
私はyahooショッピングの中古の商品を購入しました。
約5万円程度です。
私が購入した中古の商品は問題なく動作していますので
中古でも気にならない方はyahooショッピングから購入されても良いかもしれません。

電源:玄人志向 STANDARD 80 PLUS Silver 750W ATX

- 80PLUS ゴールド認証 フルプラグインATX電源
- 配線がキレイに仕上がるフラットケーブル&ブラックコネクタ
- 105℃日本メーカー製(1次)個体コン(2次)、電圧SENSEで安定動作
- 充実の基本仕様 / 105℃コンデンサ(1次側:日本メーカー製、2次側:個体コンデンサ)や、DC-DCコンバーターを標準搭載し、ハイエンド品に用いられる電圧SENSE(5V/12V) PinでPCのさらなる安定動作を達成
- ケーブルマネジメント / フルプラグイン、フラットケーブルを採用することで、組み立てを容易に。必要な配線のみを接続、配線時にかさばらない、曲げやすいことで裏配線にも対応
- ケーブルバリエーション / VGAのコネクタ数に併せて選べるPCI-E電源ケーブルをを3種類同梱
フルプラグイン使用のため、必要な配線以外は使わないのでPCケース内がスッキリします。
配線がとてもキレイにできました。

玄人志向 STANDARDシリーズ 80 PLUS GOLD認証 750W フルプラグインATX電源 KRPW-GK750W/90+
SSD:Crucial SSD 500GB
HDD:ST4000DM004 [4TB SATA600 5400]

ストレージは好みです。
必須はSSDとHDDの組み合わせ。
OSをSSDにインストールし、HDDはデータ保存用で使用しています。

Crucial クルーシャル SSD 500GB MX500 SATA3 内蔵2.5インチ 7mm CT500MX500SSD1 9.5mmアダプター付【3年保証】 [並行輸入品]

Seagate BarraCuda 3.5″ 4TB 内蔵ハードディスク HDD 2年保証 6Gb/s 256MB 5400rpm 正規代理店品 ST4000DM004
PCケース:Fulmo.Q ECA3360B-BT(U3) [Black]

- 対応ファクター:ATX, MicroATX, Mini-ITX
- 2.5インチシャドウベイ:4個
- 3.5インチシャドウベイ:3個
- 5.25インチシャドウベイ:2個
- 全面インターフェース:USB 3.0x1, USB 2.0x1, Audio I/O
- 幅×高さ×奥行:203x427x453 mm
- ミドルタワー
フルタワーに比べてミドルタワーは一回り小さく、
机の下などに収納しやすいです。
PC組み立ては小さいというので
組み立てできるか不安でしたが、そこまでやりづらさはなかったです。
まとめ
今回は予算12万円での自作PCパーツ紹介でした。
私はこの構成で現在使っていますが
特に不具合は出ておりませんので今回ご紹介した組み合わせはオススメです。
PCパーツには相性があるので
個人で購入される場合には十分に調べてから購入検討された方が良いです。
次回は予算別の自作PCをご紹介できればと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。